仕事スキル

【コロナ禍】自宅にいたままパソコン1台でお金を稼ぐ副業の失敗しない始め方

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副業をする自宅の部屋の絵

 

こんにちは。

 

コロナ禍で副業ブームが加速してきました。

 

先日、日経新聞にこんな副業ブームの話題が掲載されていました。

 

ANA

2020年10月から1万5千人を対象に社員が他社と派遣社員やアルバイトなどの雇用契約を結べるように変更。

Yahoo Japan

Zホールディングス傘下のヤフーは「容認」にとどめていた副業を、積極的に取り組むよう全社員に促す。ヤフー社内で外部の副業人材も活用。10歳の小学生から80歳まで100名程度が新規事業企画などの仕事に従事。

 

コロナで在宅の時間も長いのでパソコンを使って副業でお金を稼いでみたいな

 

自宅にいたままパソコン1台でできる副業なら興味ある

 

そんな人が増えているそうです。

 

これからは副業ブーム!!!

 

なんかネット見ても、いいことばかり書いています。

 

本当でしょうか?

 

すべての人にそんなパラダイスなんてありえないです。。。

 

この記事では、最初に、副業あるある(失敗談)を書きました。

 

そして、

 

そんなの分かってるけどとにかく在宅でパソコン1台でできる副業をやってみたい!

 

と思える人向けに副業を始める手順をまとめました。

 

副業を始める手順

 

step
1
やりたい副業の形態を選ぶ

 

step
2
会社の就業規則を確認する

 

step
3
副業を実際に始める

 

step
4
収入の合計額に応じて翌年確定申告/役所への届け出をする

 

早速、中身を確認していきましょう!

 

この記事を読むと分かること(After)

  • 副業あるある(失敗談)
  • 副業が広がる背景、副業のメリット・デメリット
  • 自宅でパソコン1台でできる副業(クラウドソーシング、アフィリエイト)の特徴
  • 副業を進める手順

 

[toc]

 

パソコン1台在宅副業あるある(失敗談)

 

ゼンゼン稼げない。。。

 

個人でブログを作成し、アフィリエイトやアドセンスで収入を得ようする人は昔からいます。

 

私もそうです。

 

でも、実際は本当になかなか稼げません。

 

”半年間で100記事書いても収益ゼロ”

 

そんな人はゴロゴロいます。

 

ちなみに、私もブログを始めた半年間に80記事書いて、収益の合計は。。。

 

1000円にも達しませんでした

 

長く続かない

 

長く続けるにはモチベーションが大事です。

 

「家にいたまま小遣い稼げるならちょうどいい」と思って始めてみた副業。

 

クラウドソーシングの案件に応募して、

 

休日の時間を使ってコツコツと作業し月に1-2万円稼げたとします。

 

たとえば、本業で30万円の給与の人が32万円になるだけですよね。

 

2万円では生活レベルは大きく変わりません。

 

生活にひどく困っているわけでもない人が「小遣いがほしい」

 

それだけの理由でスキルもつかない形態の副業をした場合、長くは続かないですよね。

 

副業ブームの背景

 

副業がなぜいまは流行っているのか。

 

いくつか理由が重なったことが背景にあります。

 

政府の方針が後押ししている

 

2017年から2018年にかけて日本政府が副業を推進しました。

 

具体的には、厚生労働省の「モデル就業規則」の変更です。

 

それまでの副業禁止から副業可能へと文言が加わりました

 

「モデル就業規則」とは、企業が就業規則を作るための指針(テンプレート)となるものです。

 

これは、画期的なことですね。

 

でも、冷静に考えると、そもそも就業時間以外は基本的には何をしてもいいはず。

 

なので、"あたりまえの事がわざわざ記載された"印象すら感じます。

 

"企業は社員を縛り、社員は企業に尽くす"

 

その考えはもう古い価値観だと思います。

 

モデル就業規則抜粋

14章 副業・兼業

(副業・兼業)

第68条  労働者は、勤務時間外において、他の会社等の業務に従事することができる。

2 会社は、労働者からの前項の業務に従事する旨の届出に基づき、当該労働者が当該業務に従事することにより次の各号のいずれかに該当する場合には、これを禁止又は制限することができる。
① 労務提供上の支障がある場合
② 企業秘密が漏洩する場合
③ 会社の名誉や信用を損なう行為や、信頼関係を破壊する行為がある場合
④ 競業により、企業の利益を害する場合

 

コロナに直面し1社に頼ることなく生きていく力が必要になった

 

コロナ禍で、多くの企業がやむをえず社員の給与の削減や雇用止めなどを行いました。

 

『22歳から65歳までの数十年間を安定的にひとつの会社から給与をもらい続ける』

 

それが、あたりまえではないことを多くの人が痛感しはじめました。

 

1か所の雇用先に頼りすぎることなく、いざとなれば他の方法で生きていける力は重要ですね。

 

リモートワークの普及により自由時間増えた

 

多くの企業でリモートワークが新たなワークスタイルになりました。

 

リモートワークは、通勤の時間がまるまる浮きます。

 

通勤しないので、化粧、着替え、身だしなみを整える必要もありません。

 

こういう時間も合わせると自由に使える時間が大きく増えました。

 

私もリモートワークの日は、通勤する日に比べ1日3時間程度の時間が増えました。

 

自宅でできる副業のメリット

ちょっとした時間を活用して小遣いが稼げる

 

選ぶ副業を間違えなければ、小遣いを稼げます。

 

クラウドソーシングがそうです。

 

仕事の内容は、データ入力、レビュー記事作成、翻訳など多岐に渡ります。

 

ブログやYouTubeなど選ぶ副業によっては、稼げるまでに相当の時間がかかります。

 

自分のスキルを磨ける・生かせる

 

パソコンを使って自宅で行う副業も、自分の本業やスキルと照らし合わせて選べば確実にスキルアップにつながります。

 

ブログ・サイト運営
  • ライティングスキル
  • 資料作成スキル
  • Webマーケティングスキル
  • SEO (Search Engine Optimization)知識
YouTube
  • 説明力・プレゼンテーション力
  • Webマーケティングスキル
  • 動画編集
クラウドソーシング
  • ライティングスキル
  • イラスト作成力
  • ライティングスキル
  • 動画編集
プログラミング
  • プログラミングスキル
  • 設計スキル
  • テストスキル

 

本業との相乗効果がある

 

副業で得たスキルが本業に生かせる場合も多いはずです。

 

本業がホワイトワーカーなら、ライティングスキル、資料作成スキル、説明力やプレゼンスキルなどです。

 

反対に、本業で修得したスキルを使って副業に生かせるパターンもあります。

 

たとえば、プログラミングを本業で行っている人です。

 

そういう人は、クラウドソーシングで募集される経験のある開発言語のプログラミング案件に応募できますね。

 

リスクを抑えつつ将来の起業・転職の準備ができる

 

本業をやめずに、自分が興味ある新たな分野の仕事に携わることができます。

 

副業が軌道に乗った段階で、起業や転職を本格的に検討してみればよいですね。

 

いきなり本業の仕事を切り替えるよりは、リスクが小さくその準備期間とできます。

 

税務に詳しくなれる

 

副業で収入が発生すると、収入額に応じて所得税の確定申告や住民票住所の自治体への届け出が必要になります。(詳細後述)

 

自ら対応することにより税務の知識も増えます。

 

(参考)本業の企業側のメリット

 

副業を許可する企業側にも以下のようなメリットがあります。

 

  • 社員が育成費ゼロでスキルアップする
  • 社員の安定雇用につながる(優秀な人材を維持しやすい)
  • 社員以外から優秀な副業人材を確保できる

 

副業のデメリット

 

見方次第で副業にもデメリットはあります。

 

リフレッシュの時間が減り疲労も増える

 

副業は、それまでリフレッシュで使えていた自由な時間を使って行います。

 

休日の時間が減って、なおかつ副業で疲労が増えた。。。

そんなリスクもあります。

 

"副業そのものがリフレッシュ"と感じられたら良いのですが。

 

副業のための初期投資の出費が必要な場合もある

 

副業のために新たな出費が必要になる場合があります。

 

今、PCがない人などです。

 

副業にあたっては以下のようなアイテムの準備が必要です。

 

  • ブログサイト運営:PC, ドメイン取得費用、レンタルサーバ利用料など
  • YouTube運営:PC、ビデオカメラ(スマホでも可)
  • クラウドソーシング案件:PC、MS-Office

 

本業の会社と競合する会社での副業にはリスクがある

 

副業先が本業の会社と明確な競合関係にある会社は避けておいたほうが無難です。

 

本業の会社の機密情報や守秘義務も守らなければなりません。

 

(参考)本業の企業側のデメリット

 

副業を許可する企業側にも以下のようなデメリットがあります。

 

  • 競合先の会社で副業をされる可能性がある。
  • 社員の副業を通じて会社情報が外部に流出するリスクがある

 

パソコン1台で副業を始める手順

PCだけあれば在宅で副業ができる

 

生きる力を付けるためにもまずは副業を体験してみる

 

やってみてから自分に合うかどうか確認してみる

 

あれこれ考えずに、まずは副業を体験してみるための手順を以下にまとめました。

 

「簡単に始められるので、自分に合わなければ続けなければよいだけのこと」

 

本業で収入があるうちは、そんな気持ちの余裕も持てますね。

 

まずは副業経験を0→1にして副業の世界を自分の目で見てみましょう。

 

1. 在宅でできる副業形態を選ぶ

スキル型副業:クラウドソーシング

 

スキル型副業とは、保有スキルを使ってクラウドソーシング等の案件に応募して稼ぐ副業です。

 

ストック型副業に比べたメリットは、ズバリ、収入を得るまでの時間が短いことです。

 

仕事の内容は、データ入力、Webライティング、動画編集、翻訳、Webアプリの制作などさまざまです。

 

一般的に、時間給ではなく報酬額があらかじめ設定されているケースが多いです。

 

納品期限さえ守れば、自分の自由な時間を使って自宅で作業し収入を得られます。

 

スキルにあまり自信がない人は、ライティングあたりからはじめてみると、稼働時間に応じて比較的簡単に月数万円を稼げます。

 

クラウドソーシングサービスに登録してみる

 

無料で会員登録をまずしてみましょう。

 

複数のサービスに無料会員登録して内容を自分の目で比較してからどれに絞るかを決めます。

 

会員登録の際に、案件対応における留意点や注意点を確認できます。

 

そして、本業の会社に確認したほうがよさそうな疑問点があればメモしておきます。

 

会社の就業規則で副業の問題がないことを確認するまでは、実際の募集案件への応募は待ちましょう。

 

公式サイト:会員数 100 万人以上のクラウディア

  • 登録ID数25万人を超えるWebパーツサービス「i2i」ユーザーを基盤とした、 クラウドソーシング型ビジネスマッチングサービス。
    • ウェブ・アプリ開発
    • ホームページ制作
    • LP・ロゴ・バナー制作
    • チラシ作成
    • ライティング
    • アンケートなど
  • 専門的なものから、誰でもできるお仕事まで幅広く募集。

 

公式サイト:クラウドワークス

日本最大級のオンラインお仕事マッチングサイト。

  • エンジニア・デザイナー・ライターの案件が中心です。
  • 報酬を事前にクライアントから預かり、業務完了後にクラウドワーカーに支払う「仮払い」方式の安心モデル。
  • 会員登録と発注手数料一切無料。

 

公式サイト:ココナラ

  • クリエイターへの制作依頼から個人のお悩み解決までできる、スキルのオンラインマーケット。
  • アイコン・動画・デザイン・Webサイト・作曲等の募集案件が中心。

ちなみにこのサイトのプロフィール画像もココナラを利用して作ったものです。

イラストの作成をしていただいた方は、外出するバイトの代わりに月に何本かイラストを描いて収入を得られているようでした。

 

ストック型副業:ブログアフィリエイト・YouTuber

 

ストック型副業とは、ブログやYouTubeで稼ぐことです。

 

一定の数の記事や動画をとにかくコツコツと作成していきます。

 

Googleの仕組み上、検索結果の上位に表示されるようになるには時間がかかります。

 

稼げるようになるまでに、毎日本気で取り組んで最低3か月、普通は半年以上と言われています。

 

半年頑張っても稼げる保証はありませんけど。。

 

しかし、いったん稼げるコンテンツを作るステージまでたどり着けると、あとは勝手にコンテンツが稼いでくれます。

 

時間をかけて、半年、1年後ぐらいから大きく稼ぎたい人向けの副業形態です。

 

アフィリエイトとは:ブログに掲載した広告経由で商品が購入された場合に報酬(広告収入)を受け取ることができる仕組み

アドセンスとは:ブログに表示された広告がクリックされるとGoogleから報酬を受け取れる仕組み

※いずれも広告を登録するには審査が必要

アフィリエイトマーケティング協会が公開しているアフィリエイト収入月額の統計情報

アフィリエイト収入月額の統計情報(出典:アフィリエイトマーケティング協会)

 

ブログでアフィリエイトを始めるには、自分専用のドメイン(URL)を用意し記事を投稿していきます。

 

Twitter等を上手く使いこなしてフォローワーを増やせる人は、Googleの検索結果に頼らず早期にブログやYouTubeで稼ぐ人もいます。

 

いずれにせよ、副業をはじめてからすぐに収入を得たい人には、向いていません。

 

2. 本業の仕事の就業規則を確認する

 

本業の仕事の就業規則で自分がやりたい副業の扱いについて確認しましょう。

 

以下の3パターンが考えられます。

 

  • 本業の会社の許可が必要
  • 本業の会社に届け出が必要
  • 許可も届け出も不要

 

一般的に、他社で労働を対価に雇用契約を結ぶ副業は会社での許可/届け出が必要です。

 

(多くのクラウドソーシングサービスは、業務委託契約であり雇用契約ではありません)

 

クラウドソーシングに会員登録した際に発生した疑問点があれば、

 

必要に応じて本業の会社にも確認しておきましょう。

 

不安は取除いておいた方が、安心して副業を始められます。

 

ただし、あいまいな状態で確認すると、確認に時間がかかることもあるので自分がやりたい副業の形態をある程度固めてから具体的な確認をするのがよいと思います。

 

3. 副業を実際に始めてみる

 

副業に問題がないことを確認できたら、実際に副業を始めましょう。

 

クラウドソーシングの場合、やりたい案件を探して応募します。

 

初期は、ひとつのクラウドソーシングサービスで集中的に案件をこなして実績を積み上げ自分の評価を高めていくのが良いと思います。

 

そうすれば仕事を受注しやすくなります。

 

4. 副業収入が発生したら翌年確定申告/役所への届け出をする

 

1年間の収入が20万円以上の場合

合計20万円以上の収入が発生したら、翌年の2/15~3/15の期間に所得税の確定申告が必要です。

 

 

1年間の収入が20万円以下の場合

住民税の計算のため住民票住所の役所にて所得の届け出をします。

 

住民税は、本業の給与所得と副業所得を合算して6月から翌年5月までの期間の額が決定されます。

 

手続きの際、住民税を本業の給与から控除する「特別徴収」の代わりに「普通徴収」を選ぶと、会社の給与から徴収されず、自分で住民税を自治体に収めることができます。

 

まとめ:まずはパソコン1台で在宅副業を経験してみる

 

副業を長く続けるのは簡単ではないです。

 

簡単に始めて、続かずに副業をやめる人はたくさんいるはずです。

 

でも、コロナ禍の現実に直面すると、本業の会社で数十年間安定雇用を望むだけでは危険なこともハッキリしました。

 

小遣い稼ぎに目をギラギラさせて副業に挑むのではなく、

 

『自分のEmployability(雇われる力) やスキルの幅を上げるために副業を始めてみる』

 

『副業をひとまず経験しておく』

 

そんな動機がちょうどいいのかもしれません。

 

まずは何かアクションを起こしてみる!

 

これが大事ですね。

 

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