こんにちは。
最近副業を認める企業が増えていますよね。
副業をする人も増えています。
就活において「応募したい企業は副業を認めているのだろうか?」と気になりますよね。
企業のホームページや会社紹介資料に副業OKと書いてあれば分かりやすいです。
しかし、明示的に記載している企業はまだまだ少なめ。
就職活動で、
そう思う大学生も多いと思います。
現役会社員の立場から見て、就活で面接を受けるときの副業可否のうまい聞き方を考えてみました。
ポイントは、
- その企業で必要となる業務内容に関連付けて前向きに副業可否の質問をする
- 副業前提での就活と印象づけないようにする
早速詳細を説明していきます!
この記事を読むと分かること(After)
- 企業担当者からみた副業を希望する就活生の印象
- 企業担当者がネガティブな印象を感じない副業可否の確認のされ方
世の中の動向:副業解禁企業は増えていく
厚生労働省が2018年1月に発表した「副業・兼業の促進に関するガイドライン」をきっかけとして副業をOKとする企業が増えています。
コロナウィルスの影響でテレワークやリストラも増え、さらにその勢いが加速しているはずですね。
そういった世の中の事情を考えても、「副業に興味がある」は決してめずらしくはないです。
私の会社のまわりにも副業を検討している社員が結構いますよ。
数年前に比べると「副業をしたい。興味がある」が普通になったと思います。
企業担当者の立場: 本業をおろそかにされたくない
企業側の担当者も人事系の組織に所属していれば、副業拡大の動きは当然把握しています。
このため、”副業をしたいと思う学生が多いのは世の中の流れ”と捉えている企業担当者も増えているはずですね。
けど、なんだかんだいって、副業ありきの学生に対しては、採用をためらってしまう可能性があります。
なぜなら、"副業を前提にしている人材"より"自社の仕事を中心に活躍できそうな人材"に一番興味があるから。
副業を認めるかどうかの本来の観点は、以下のような点です。
- 企業の内部秘密を持ち出し副業で競合会社に提供されても困る
- 労務管理、時間外労働、労災認定の管理が難しくなる(副業の影響が本業に生じる可能性がある)
採用活動の段階では、上記の観点に加えて「本業をおろそかにされそうだな」と感じさせる学生には、どうしても興味が薄れてしまいがちです。
その点をまず十分に気をつけましょう。
企業担当者に副業可否を確認するときの注意点
何も考えずに、面接で企業担当者に副業可否を聞くとこんな感じになると思います。
学生:「御社では副業は認められていますか?」
学生:「いや、あの具体的に何かあるわけではないのですが。。えっと、、、え、、例えばクラウドソーシングなどです。(汗)」
本当は具体的に聞きたい副業内容があったとしても、「言うとまずいかな」と思ってしまいますよね。
そうなると、しどろもどろになってしまいます。
”副業”の定義は広め
ひとことに”副業”といってもいろいろな仕事があります。
どんな副業について就活生が確認したいのかが分からなければ、企業担当者は回答しにくいですよね。
”本業以外の収入を得ること”はすべて副業の範囲内だからです。
副業は大きく二つに分かれますね。
会社への届け出や許可を必要とするものと必要としないものです。
一般的に、他社と雇用契約を結び労働時間を対価として働く副業は許可や届け出を必要とします。
この場合、”副業可能”と明示している会社であっても、会社への届け出は必要と考えておいたほうが良いです。
例
- 別の会社でも社員として働く
- 週末にコンビニでバイトする
例
- ランサーなどのクラウドソーシングに登録して仕事をする
- SNSやブログのアフィリエイト広告で収入を得る
- 不動産投資や株式投資で利益を得る
応募先の企業の仕事に関連付けて副業可否を確認しよう
企業担当者からの印象を悪くせずに副業可否を確認する聞き方を考えてみました。
ポイントは、"面接先の企業の仕事内容と関連づけて副業可否を確認する"ことです。
たとえば、エクセルやパワーポイントなどの資料作成スキルは、多くの企業で必要となるスキルですよね。
その場合、”その会社に就職してから役立てるためにも”と目的を添えて確認すれば、悪い印象を抑えられると思います。
副業可否をうまく確認する質問の仕方
この聞き方の良いところ
具体的な副業内容を明示して確認している
"パワーポイントやエクセルのスキルアップに取り組んでいる"の部分が自己PRになっている
応募先の企業の仕事で役立ちそうなスキルと関連付けて副業可否を確認している
このように確認したい副業内容が応募先の企業の仕事にどう役立つかを考えてから質問すると良いです。
一見、関わりがなさそうな場合でも、依頼者と何らかのやりとりをする機会のある副業も多いと思います。
その場合、多くの職場で必要なスキルとなる”接客スキル/対人スキル”と結びつけることができるかもしれません。
とにかく、
「応募先の企業での仕事に一番の興味があり、そこでの仕事ができるようになることが第一の目標です」
そういう雰囲気が面接官に伝わるように十分配慮しながら、副業可否を確認すればよいと思います。
質問の仕方で印象が全く違いますよね。
うまい聞き方ができる人には、「この学生は、行動力も能力もありそうだな」と企業担当者は思うものです。
まとめ:”副業可能な会社”が必須条件ならためらわずに
”副業可能な会社”が自分の就活の必須条件であれば、企業担当者への確認はためらわない方が自分のためです。
確認せずに就職したあとで副業NGが分かった場合、自身のモチベーションが下がってしまいますよね。
ただし、企業担当者に不要なマイナスの印象を与えないように十分気をつけましょう。
また、確認したい副業が具体的に決まっていない場合もあると思います。
その場合、質問もざっくりしてしまうため注意が必要ですね。
企業担当者からの回答も「副業内容によります」とはっきりしない回答で終わらされる可能性が高いです。
もし、すでに副業可否を企業担当者にストレートに聞いてしまった場合、終わった事なので気にする必要はありません。
仮に不合格になったとしても、その会社には縁がなかっただけのことです。
副業可否を聞いたことが不合格の理由とも限りませんし。
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TOEICスコアを本気で上げる
希望通りの就職先が見つかりますように!
最後まで読んでくださりありがとうございました。
就活ガンバレ!