こんにちは。
会社や職場で孤立を感じることがありませんか?
私は普通に時々ありますよ。
でも、修羅場や経験をいろいろ積み重ね、よーやく孤独への対処や心構えみたいなものを実践できるようになれました。
今は、仕事で大きく悩むようなことが少なくなり、ちょっとのことで傷ついていた20代前半の頃に比べるとはるかに楽になれてます。
とはいっても、やけになって、仕事や生活を投げ出しているわけではないですよ。
気持ち的に”割り切れてちょうどいい感じです。
というわけで今回は、若いころの自分に伝えるつもりでその対処のコツをまとました。
- 自分の仕事はこれまで以上にちゃんと行う
- 生活費を稼ぐ場として割り切る
- 転職活動を行う(転職はしなくていい)
- 仕事のウェイトを意識して下げる
- お酒に逃げない
- 過去の自分を責めない
- 孤立を感じているのは自分だけじゃない
もし、アナタが職場や会社で孤立を感じておられる方なら、この記事が少しでも参考なったらと思います。
この記事を読むと分かること(After)
- 会社や職場で孤立しても気にしないで済む対処の方法
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会社や職場で孤立を感じる状態
”会社や職場で孤立している状態”とはどんな状態なのか?
ズレがあるとよくないので自分が考えているその状況を最初に少し具体化してみますね。
① 職場でのコミュニケーションが少ない
職場で仕事している間、ほとんど誰とも話すことがない状態です。
職場に他の人がいようがいまいが、こんな理由によって、実質いつもひとりを感じてしまう時期です。
- 自分の意見を主張したら周りと溝ができた
- 上司や周りのメンバと合わなくて会話したくない
- 職場の同僚とのプライベートなトラブルで会話ができない
② テレワークが中心で職場に行けない
テレワークを積極的に導入している会社の場合、職場に行くことが以前に比べて少なくなりました。
職場に行くのは週に1回程度。
これも珍しくないみたいですね。
私も一時期そうでした。
「誰かと話したいな」
そんな気持ちで数少ない出社日に、会社に行ったらほとんどの人がテレワークで職場の閑散ぶりに驚いたことがあります。
「誰もいない・・・」
こんな感じだと会社に行っても、人と会話する機会が少ないですよね。
勝手なもんで、一緒に職場をずっと共にしてた時期は嫌になってた人でも、自分が孤立を感じて寂しいとコミュニケーション取りたくなってしまいます。
でも、これって、以下の統計データにもあるようにテレワークをしている人の30%が似たような孤独を感じているみたいですよ。
③ 上司や周りから認められず心に孤立感がある
職場の人とのコミュニケーションはあっても、孤立感を感じることもあります。
自分なりに一生懸命やっているつもりなのに、
「周りはどうも自分のことを認めてくれていないな」
「仕事ができない奴とみられているのか・・・」
「自分より○○さんのほうがはるかに評価されている・・・」
そんなやるせない気持ちに包まれたことがあります。
家にいても、なんか気持ちが晴れずに、仕事のことばかり考えて悩んでしまいます。
仕事や職場での孤立しても気にしない対策
孤立感に対しる具体的な自分の対処策です。
以下に紹介する考え方や取組みにより、精神的に安定するようになれました。
職場で孤立を感じていても、気持ちに余裕は保てている。
そんな感じです。
「今の職場の周りの人とは相性が悪いけどまぁ仕方ない。そんなこともあるだろ」
みたいな感じの軽い気持ちにおさまるようになれたので、一部の対処策だけでも試してみていただければと思います。
対策① 自分の仕事はこれまで以上にちゃんと行う
これ、超大事です。
ホントに。
なので、見出しをもう一度繰り返し。
『自分の仕事はこれまで以上にちゃんと行う』
周りとの関係から孤立感を味わっていたとしても、自分の仕事の役割から逃げないほうがいいです。
意識して正面から自分の仕事に取り組みます。
孤立感を味わっているからといって、自分の仕事から逃げたり手を抜いてしまうと逆効果。
孤独を感じても、
「自分の仕事の役割は逃げずにちゃんとこなしている」
自分の中にそういう気持ちがあれば、自分ではコントロールできないことを気にしないで済むようになれますよ。
話を分かりやすくするために、先日の出来事を紹介します。
今、4人のチームで分担している仕事があるのですが、「ちょっとまずかったな・・・」と思うことがありました。
ある日、年に1回の仕事がチームのメーリングリストに届きました。
日々行うルーティン業務は依頼者に応じて分担を決めているのですが、年に1回のその仕事はだれがやるのか決まっていません。
私は、時間に余裕があったので自ら対応できなくもなかったのですが、その日は何もせずに様子をみることにしました。
翌日は有給休暇だったので2日後にメールを確認すると、チームの別の人がその仕事を自発的に引き受けてくれていたのです。
なんか申し訳ない気持ちと自分が逃げたようで、気分が乗らない日々をその後数日間過ごすことになりました。
こういう小さなことでも、自分が対応できる状況なら逃げずに積極的に行った方が精神的に安定するみたいです。
「自分の仕事の役割は逃げずに実施する」
「自分ではコントロールできない他人との関係は気にしない」
この二つを実践できれば、孤立感を味わうようなことがあっても、ドンと構えていられます。
あっでも、気をつけておくこともあります。
自分のそういう逃げない姿勢を職場の他の人にあてはめて、”それが当然”みないな感覚になると自分が苦しくなります。
他の人に対して「なんで仕事やらないの?」とだんだん自分がイライラしてしまうので。
じゃぁどうすればいいのか?って話なんですが、その辺は、うまく気持ちのバランスをとるしかないですね。
その組織のトップになったつもりで、全員を空から眺めている感覚を持ってみるといいかもです。
自分は決して『仕事していない人たち』には入らないですよね。
「少なくとも周りの人以上に、自分は逃げずに仕事をやっている」
そう偽りなく思える状態を持続させるのがベストです。
対策② 生活費を稼ぐ場として割り切る
孤立感を味わうのは、職場に対する期待値が大きすぎるからかもしれません。
みんなといつも仲良く楽しくできる職場があれば素晴らしいですが、そんな職場はなかなかないですよね。
気持ち的にうまくいかないときは、
「会社や職場は自分が生活していくためのお金を稼ぐために必要な場」
と割り切ります。
仕事や職場に対する期待値をぐーんと下げる感じで。
「授業料も払う必要なくお金をもらいながら、今の仕事でスキルを身につけられる」
「人の価値観も十人十色だけど、そのうち流れも変わるだろう」
そんな楽観的な思考ができるといいです。
対策③ 転職活動を行う(転職はしなくていい)
職場環境に悩んでいることを相談すると、
「安易に逃げると逃げ癖がつく」
「逃げるともっと悪い職場に変わるかもよ」
と言う人が以前いました。
ありがちですよね。
でも、そういうアドバイスって保守的で偏り過ぎてます。
だいたい、そういう人は転職したことがない人が多いように感じます。
とはいっても、
「すぐに転職した方がいい」
このアドバイスも同様にはやとちりな感じです。
なので、転職を前提にはせずに転職エージェントと話してみたらいいと思います。
外の世界や他の職場の可能性を少し感じてみるのです。
それで気持ちが楽になれることがあります。
それと、自分のキャリアの可能性について第三者からフィードバックをもらうと、現在の職場を客観的に見ることができます。
良い意味でも、悪い意味でも。
転職会社に相手にされなければ、「しばらくは、今の職場でがんばるしかないな」と、良い意味で気合も入ったりします。
反対に、もっと自分の明るい未来の可能性が広がりそうなポストがあれば、仕事を変える選択肢を持てます。
転職サイトに登録すると、
「迷っている段階で無理やり転職させられるのではないか」
「孤立していることが理由と正直に伝えると相手にされないのではないか」
「すぐに転職する気がなくても登録して問題はないのだろうか」
そんな心配してしまうかもしれません。
けれど、そんなことはありません。
私自身も今も登録していますし、先日もエージェントと話しました。
最近は、対面ではなくオンライン通話なので気軽に話せます。
- 転職活動をすると今の職場を客観的に見ることができる
- 転職エージェントは"仕事で"日々何人もの転職候補者に接しており、さまざまな事情の転職希望者に慣れている
- 本当に転職するかどうかは、エージェントと話してからゆっくり考えてみるぐらいが丁度いい(焦りは禁物)
- 転職エージェントもマッチしそうな企業がなければ、転職を奨めない(奨めようがない)
対策④ 仕事のウェイトを意識して下げる
仕事や職場で孤立したときは、自分の生活において仕事のウェイトを意識して下げるのも効果的です。
代わりにプライベートや趣味など、仕事以外の時間帯を充実させる活動を強化します。
仕事以外の時間が充実してくると、仕事の孤立があまり気にならなくなります。
それにより気持ちに余裕がうまれて、自分の生活が好転し始めるキッカケとなったりしますよね。
23歳から働きはじめて60歳まで会社や職場で働くとして37年あります。
「37年間もずっ~と仕事の調子がいい」
なんて人がいるのでしょうか?
途中の流れで、仕事より自分の趣味や好きなことに没頭する期間があっても一度きりの人生、全く問題ないと思います。
いや、むしろそのほうが健全なんじゃないですかね。
私はこうやって、仕事以外の時間は最近ブログに没頭しています。
オンとオフの切り替えになってプラスの効果を感じています。
対策⑤ お酒に逃げない
仕事で孤立したり辛いときは以前はお酒で気分を紛らわせていました。
けれど、昨年お酒をよーやくやめることができました。
今はお酒は飲みません。
お酒をやめてから、実体験としてはっきり分かったことがあります。
それは、お酒には気分の浮き沈みを激しくしてしまう悪い効果があることです。
飲んでいた頃と飲まない今を比べると、不安や心配の気持ちのコントロール力の差は歴然です。
気持ちが安定するようになりました。
孤立感を味わっているとしても、できることならお酒に頼らないほうがいいと思います。
参考記事
対策⑥ 自分が悪いと思わない!
職場や会社で孤立感を味わうのは、
「過去の自分が悪いからだ」
と自分を責めてしまうことがあります。
でも、本当にそうでしょうか?
責任感が強い人ほどそうなってしまいますよね。
よく思い出してみてください。
「そのときはそれが一番自分にとってベストだと心から思っていた」
「そのときなりの合理的な理由が確かにあった」
そういうちゃんとした経緯があったはずです。
また、「関わる相手は一切悪くない」なんてことも絶対ありえません。
その後の結果が悪くなったからといって、過去の自分の一部の言動と今の孤立感を直結させて、自分が悪いと責めるのは間違っています。
間違いなく。
対策⑦ 孤立を感じているのは自分だけと思わない
「自分だけが孤立している」
そう思いがちですが、実際には人と人の関係は常に流動的です。
一時的な状態がうつろい変わっています。
みんな同じように孤立していることだってよくあると思いますよ。
「自分以外はみんな仲がいい」
そんなこともまずありません。
親友のようにずっと長く深い付き合いができる人が職場にいる人なんて稀だと思います。
まとめ:気持ちに余裕を常にもつ
というわけで今回は、職場や会社で孤立しても気にしない対策を書きました。
なんか、ちょっとシリアスになってしまいました。
どれか一つでも、参考になればうれしいです。
ちょっと捉え方を変えて事態を少しずつ好転させる、
誰にだってできます。
自分を責めすぎることなく、気持ちに余裕をもって過ごしましょう!!
ではまた。